近大は3日、東大阪キャンパスで報道関係者・教育関係者懇談会を行った。
今年で創立100周年を迎えた近大。第一部では同大学の現状や取り組み、今年11月に開設予定の医学部新キャンパス、力を入れている起業などが紹介された。その後、学内施設見学のスポーツコースとしてアメフト部と水上競技部の練習が公開され、硬式野球部の選手も取材に応じた。
硬式野球部は1949年創部で、関西学生リーグの優勝が50回、全日本大学選手権の優勝が4度の実績を誇る。現在の部員が88人。奈良県生駒市の近大総合グラウンドを練習拠点としている。
この日は阪上翔也(経営学部4年=神戸国際大付)、野口練投手(経営学部4年=星稜)、野間翔一郎外野手(経営学部4年=大阪桐蔭)が取材に対応。侍ジャパン大学代表の活動に参加中で不在だった勝田成内野手(経営学部4年=関大北陽)も含めて、今秋のドラフト指名が期待されるプロ注目の選手たちだ。
4人はそろってプロ志望届を提出するという。今春のベストナインに輝いた阪上は、大学ラストとなる秋のシーズンに向けて「走攻守全てでレベルアップしたい。秋は誰も抑えられない打者になって、守りでもミスなく終えたい」と抱負を口にした。
